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それは冥闘士創立時の物語。 |
「だが、今の状態の冥衣たちは、主を滅ぼしてでも敵を倒したいと言う欲求が強くなっている。
何かが冥衣たちを狂わているのかもしれない……」 エリスの話に、一緒にいたパンドラと冥闘士たちは二の句が告げなかった。 「……その話は本当なのか」 ラダマンティスに抱き上げられたまま、パンドラはエリスに話しかける。 「今更、嘘を言ってどうする。 創立の一件には私も関わっていたのだ」 エリスは決して自分の事だとは言わない。 「その競いの女神は、今どうしているのだ?」 そのような残酷な宿命を未だに冥闘士たちが背負っている。 パンドラとしては何とか終わらせたいと思った。 だが、争いの女神はパンドラを一瞥した後、吐き捨てるかのように返事をした。 「ある事件がきっかけで、神々を呪いながら何処かへ行ってしまった」 誰も、何も言えなかった。 |