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第二十六話
★★★

 前回のラストは、イスタンブールにある地下宮殿がモデルなのでしょうか?
 なかなかマニアックな演出ではないかと、ニヤリとしてしまいました。
 第二十六話です。

★★★
【怪しいメディアさん】
 青い薔薇の花をバチバチと切っているのが印象的です。
 昔は青い薔薇の花言葉は「不可能」とか言われていましたが、今はバイオテクノロジーのおかげで青色の遺伝子を持つ薔薇が生み出されました。
 それからは「神の祝福」とか「奇跡」といったものになったようです。
 でも、その青い薔薇を、彼女は花だけを切って水に浮かべています。本来なら花を活ける方法としては普通のことなのですが、彼女の場合は最後の「奇跡」がゆるゆると朽ちていくのを楽しんでいるかのような怖さが有ります。
 あと、彼女の左手に輝く金色と銀色の指輪ですが、太陽と月の象徴でしょうか?
 マルスの奥さんなら赤で良いのにと思いつつ、それはハマリすぎてやはり怖いかも。
 それに、赤が使われると「アンタレス?!」と別な方向に思考が動きそうになりますから、金と銀の指輪で良いのかもしれません。

 ところでこの場面にも侍女さんがいましたが、たしか似た印象の侍女さんたちは最低でも二人はいたはず。(アリアが初登場したとき、二人いましたよね)
 最近は魔鈴さんとジュネさんの変装ではないかと疑っています。
★★★

【ソニアの過去・蒼馬の記憶】
 一摩さんが亡くなったときのことが判明します。
 ソニア自身はとても繊細な少女だったのですが、メディアさんに言われて聖闘士達をまとめているサザンクロスの白銀聖闘士討伐を命じられます。
 でも、実力的には一摩さんの方が上なので簡単に倒せるわけもなく、むしろ止めなさいとまで言われるありさま。
 しかし、一摩さんが背を向けたとき、彼女の一撃が彼の命を奪います。
 さて、いくらなんでも一摩さんの倒され方は奇妙です。敵に背を向けたとしても、他の聖闘士達からも信頼されているほどの実力者です。普通なら対応できたはず。
 ということで、何となくソニアは何らかのドーピングが施されているのではないかと疑ってしまいました。(考えすぎ……)


 そして蒼摩の方はというと……。  
 子供時代を演じる声優さんの声が微妙で、内容よりもそちらの方が気になりました。
 それはそれとして、父親の死の真相がある程度判明しましたね。
 闘う者たちの現実が彼にどんな影響を与えるのか、これからが楽しみな気がします。

 ところでマルスの幻影に苦しめられるソニアに、蒼摩が手をさしのべました。
 ここの世界は二人の意識がシンクロしているみたいです。これは記憶が近いためなのか、それとも何らかの意図が働いているのか。今のところは不明みたいです。

★★★

【闇の遺跡では】
 逆さになっているメデューサ様の像と謎の船。
 デウカリオーンの洪水という単語がちょっと過りました。
 あれは一対の夫婦が乗っていましたが、今回は運命の双子(?)らしい光牙とアリアが乗っていた船なのでしょうか?
 さてさて。

★★★
【エデンのとき】
 さすがに闇の遺跡は人間の嫌な部分を引きずり出しますね。
 幼いアリアの幻に、自分の気持ちを全否定されてしまいました。これはキツイ……。
 ところでアリアの象徴のように登場するスズラン。これは何を意味しているのかなぁ。
 花言葉なら「純潔」「純愛」「幸福の訪れ」「幸福の再来」
 ただ、人にあげるのには向かない気がします。
★★★

【アリアのとき】
 三体の自分に似た幻。アリアの場合は、何か意図的なものを感じます。
 ところで幻が言う台詞にかぶる別の声は、演出なのか、それとも重要キャラの存在を示しているのか。
 考えると謎の多い回です。

★★★

【光牙のとき】
 こちらもアリアと同じように、何かが意図的に言葉を伝えているような気がします。
 何しろ光牙は自分が闇属性であるということを微塵にも考えてはいなかったのですから。
 では、誰が何のために告げているのか。
 まぁ、光牙も少しは状況を疑っても良いような気がするのですが、13才の子にそれはキツイか〜。

★★★

【光と闇の属性】
 教育や訓練で発動するものの変更が可能なのかなぁ。
(そうしたら、マーシアンの皆さんや玄武も光に変更可能になるし〜)
 それともこれはこの二つの特性なのか、はたまた他の属性でもあり得るのか。
 後者だったら後半の戦いが華やかになりそうですね。  

 ところで今更ですが、第二話に登場した蟷螂のマーシアンであるオルデュキアさん。
 誰に倒されたの?

★★★

【次回予告について】
 皆さん頑張っているみたいですね。
 ところで彼らは何と闘って状況を打破するのかな?
 闇の遺跡にも中ボスがいるのかな??

 謎だらけです。