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第八話
★★★
 第八話です。前回の馬車に乗っていたのはシンデレラ?
 ところでマルスは何をやりたくて沙織さんを連れ攫ったのでしょうか??
@ あとで地上に隕石を落として、地上をメチャメチャにします。
A 作為的に火山を噴火させて、地上のあらゆる場所を破壊。そして氷河期を作り出します。
B 世界中に暗躍して、地上の人間同士を闘わせます。
 こういう感じの計画に聖闘士たちが邪魔をしそうなので、沙織さんを捕らえて聖闘士たちの動きを封じます……という展開になるのかなぁ。  
★★★
【謎の少女】
 裸足でパライストラにやって来たということは、今まで何処に居たのでしょうか?
 そんなことを思いながら見ていると、どうも記憶喪失のようです。
 それでも学園長を危険人物を認識しているところを見ると、記憶を失った理由は学園長にあるのかもしれません。
 光牙と同じ光の小宇宙を持っているとのこと。(属性を連呼しなくなったみたいですね)
 これが何を意味するのか、なかなか楽しそうです。
★★★

【龍峰VSユナ】
 最初からこれは決着が付かないだろうなぁ〜と思っていたら、やはりパライストラの結界が破壊されるという厳しいイベントによって中断となりました。
 さて、これからが本当に彼らの実力が試されるときです。安全を意味する卵の殻は無理矢理叩き割られました。
 盛り上がってきましたね〜。

★★★
【ところで二人の女官さん】
 双子みたいな描かれ方ですが……。ところで今まで何処にいたのでしょうか?
 こういう人たちと生徒との接触場面がないのが、ちょっと残念です。
 完全に行動範囲が分かれているのなら、光牙に蒼摩とかが「これより先は立入禁止なんだよ」という説明場面があってもいいように思えるのですけどね〜。
★★★
【試合中の檄】
 蒼摩、龍峰、ユナは「いやな予感がする……」と言っていましたが、檄がパライストラに漂う黒い気配に気付いてなさそうなのには首を傾げました。
 もしかして檄は神と闘った過去から、「これくらいの不穏さを乗り越えられない聖闘士では、使い物にならないだろう」という考え方だったのでしょうか。
 それなら、たしかにその通りです。
★★★

【マーシアンの皆さんとの闘い】
 ようやっと緊張感のあるドツキアイになりました。
 でも、どこから入ってきたの? 結界を無視できる人材だったのかな?
 そもそも『結界』がどんな性質なのか、意味不明な気がしないこともないですが。
 もしかして、パライストラはマーシアンたちの影響力の強い土地に、封印か見張りとして建てられた施設なのでしょうか。

★★★

【山羊座の黄金聖闘士 兼 学園長・イオニア】
 言霊?使いとはビックリです。女神アテナは知を司るので、まぁ、あり得る話ですね。
 オルフェやソレント、ファラオを同じ系統というには、出来ることが細かすぎて魔法みたいですが。
 でも言っただけで相手を再起不能まで痛めつけることが出来るとしたら、それはそれで繊細な人相手に傍若無人な発言をする人とやっていることがたいして変わらなくなるので、こういう細かさはしょうがないのかなぁと思って見ていました。
 ちなみに自分はイオニア氏のマルス称賛については、話半分に聞いています。
 あまりにも芝居がかかっていて、騙しが入っているのではと疑っているので。
 ということで以下、妄想。

 山羊座に限らずかもしれませんが、最後の一瞬を制する(マルスを倒す)ためにマルス陣営にて力をつけることにした人に対して、光牙の正義感は説得力を持ちません。
 そしてそれが真相なら、学園長は絶対に言わないでしょう。
 たとえ大勢の聖闘士たちを洗脳しマルス陣営に送り込むことになろうとも。
(もしかしてその計画を知って、あえてマルス側にいる聖闘士もいそうですが)
 光牙に出来ることは、自分の力で仲間と共にマルスを倒し沙織さんを救う。
 それを成功させたとき、初めて学園長の前に一人の聖闘士として立つことが出来るのです。

 そう妄想するゆえか、イオニア氏は若き聖闘士たちを鍛えるために、自ら巨大な壁となって立ちふさがる役目を買って出たような気がしてなりません。
 この場合、途中で退場になりそうな気がヒシヒシとしますが……。

 それと山羊座というのはパニック(暴発行動)の語源でもある牧神パーンを表しています。
 やはり混乱の最初は山羊座がやらないとねぇ。
(シュラだってアイオロスを追い詰めたときに真相を理解していれば、状況は劇的に変化していたはず)

★★★
【謎の青年?登場】
 その前に、何故、地下牢にマーシアンがいるのかなぁ。さすがに「結界って何?」と思いました。
 それとも地中は無効? 自分の理解がオカシイ?? 謎です。
 さて、ようやっと狼星座の栄斗が登場です。
 わざわざ光牙のクロスストーンを外しておくという意味不明なことをやっています。
 イオニア氏もクロスストーンは外しておけと思いましたが、親切にもクロスストーン込みでの投獄となりました。
 まぁ、小宇宙を封じる術を持っているのなら、クロスストーンは聖闘士と一緒にさせても恐れることはないという判断なのでしょうね。敵側も詰めが甘いですが……。
 ただ、もしかすると「もうちょっと鍛えて光の小宇宙を増幅させよう。それには過酷な環境にいさせるのが一番」という策略の一環である可能性が無きにしも非ず。
 マルス自身が強敵を望むタイプなら、これはもう楽しいイベントかも。
★★★

【次回予告について】
 どうやら脱出劇が始まるみたいです。
 どうも栄斗が煙玉か火薬玉を使うみたいですが、小宇宙が使えないときに他の手段があるというのは心強いです。
 まず生き残らないと何にもなりませんから。

 星矢たちの場合は時代劇で言うなら剣豪たちの闘いでしたが、こちらは道場剣士だった彼らがどのように実戦を闘い抜いて女神救出という勝利を目指すかという感じだと思うと、とにかく頑張れと言ってあげたくなります。
 そのために、あのタルい学園生活があったのかと思うと、スタッフの手腕にのせられたかな?