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第三話
★★★

【入学一日前です】
 やはりありました、 入学(?)試験! 
 光牙はユナちゃんに散々な目に遭わされます。クロストーンを所有しても使えなきゃダメということですね。檄先生。
 そして舞台はパライストラへと移ります。
 学園長補佐の情報によると、女神アテナは聖域の神殿にいるとのこと。沙織さんが連れ去られているところをバッチリ見ている光牙としては、その情報をどう判断していいのか迷うところです。
 神殿には偽物がいるのか。それとも沙織さんは別の誰か(聖闘士?)によって助け出されているのか。
 本人に会えればいいのだけど、それには黄金聖闘士となって聖域に行けるようにならないとダメなようです。聖域は封印されているのか隔離状態みたいですね。
 それにしても沙織さんもシャイナさんも、光牙に情報を与えなさ過ぎ。いったい彼女たちは光牙に何をさせるつもりだったのでしょうか。
 ということで強引に推測すると、パライストラには既にマルス側か他の反聖域勢力が潜んでいる。
  しかし、光牙に腹芸は不可能! 最初に教えたりしたら、光牙はパライストラには行かないというだろう。
 でも、今の彼に必要なのは実践経験を積み、敵に屈しない精神力を養うこと。そして信頼できる仲間を得ること。
 それが出来るのはパライストラしかない。
 
 実践経験の乏しい青銅聖闘士たちは邪悪に飲み込まれる直前の地にいると妄想すると、結構緊張感のありますね。

 ところで蒼摩は学園長補佐に「謎の闘士と拳を交えた」と報告したのかな?
 取り逃がしては報告のしようもなかったかもしれないけど。

★★★

【アクィラのユナ】
 風の属性の聖闘士なのに、女性であるがゆえに付けなくてはならない仮面がその能力を抑えていた(?)という因果な少女。
 掟が一人歩きしているので、何故に仮面をしなくてはならないのかが何も示されていないのはストレスだったみたいですね。
 まぁ、風属性はその性質上、押さえ込むと力を失うか命懸けで枠を壊して暴発するかなので、 檄先生の判断は良かったと思います。
 掟というのは守らなくてはならないものもありますが、若き聖闘士を心理的・能力的に殺してまで従わなくてはならないというものではないのですから。
 それに考えようによっては、光牙は命拾いをしたかもしれません。
 何しろ仮面の掟である「素顔を見たものは、愛するか、殺すしかない」というのは、女性聖闘士が相手を気に入らなければ殺しても罪には問わないのですから。多分。
 ということで、うっかり他の女性聖闘士の素顔を見ないように、ユナちゃんには光牙の周囲を注意してやって欲しいです。
 ちなみに聖衣に関しては、鎧という雰囲気ではないがツライ……。慣れるしかないですね〜。
 でも、魔鈴さんの聖衣装着の姿は、魔鈴さんだから良かったのだと再認識しました。
 ユナちゃんが同じものを纏うと、聖衣のほうが存在感が強すぎます。

 そしてチョットだけ出てきたユナちゃんの師匠! その正体は!!
 @ ジュネさん
 A ユリティースさんの姉妹 (何故?)
 B カツラを付けている魔鈴さん
 C OPに登場するピンク色の髪の女性
 D 後日、新キャラとして登場
 E この回しか登場せず
 さぁ、どれだ!

★★★
【カジキ座のスピア】
 今回のシャアならぬ、今回の邪武?
 ユナちゃんに突っかかるのは、気になるから苛めたいという心理?
 ライバル視しているだけかもしれませんが、決闘の場面とか終了後を見ていると何だか良い人っぽいですね。
 こういうキャラが後で男気を出すと半端なく格好良かったりするのですが、さて、どうなるでしょうか。
 これから学園話で彼がユナちゃんにちょっかいをかけるときは、生暖かい眼差しで見れそうです。
(そういう展開は確実に減りそうですが……)
★★★
【檄・先生】
 いやもう、ビックリです。良い先生になっちゃって。
 女神アテナの像に敬礼しているときは、どんな気持ちだったのやらと思わず笑ってしまいました。 (あの沙織お嬢さんを知っている数少ない人物ですから)
 決闘も光牙VSスピアではなく、ユナVSスピアなのが良かったです。
 いくらなんでも光牙では、力の調整がまだ上手くないのですから両方大怪我をします。それも洒落にならないレベルで。
 今回は観客で良かったのですよ。
 それに初めて見る聖闘士同士の闘いを見て、勉強になったみたいですし。
 ただ、光牙が「なんで俺じゃないんだ!」と怒ったとき、檄は「色々とあるんだよ。他人と関わるというのは……」くらいのことは言っても良かったかも。
 まぁ、これは私の好みですが。
★★★

【プラネタリウムについて】
 綺麗でしたね。あのような空間を使った見方ができるプラネタリウムに行ってみたいです。
 そして女神アテナの周囲をめぐっていた五つの星。
 それは星矢たちのことなのか、光牙たちのことなのか。
(Ωの主要キャラが六人なのに守護する星は五つ、さて残りの一人にはどんな意味があるのでしょうか。裏切りか、それとも新しく加わるのか)
 不意に、光牙の正体は「アポロン(またはアベル)」でも良くなってきました。
 人間との闘いで記憶が吹っ飛んでしまった太陽神。 (実際の天界編はそこまで話は進んでいなさそうですが)
 それなら沙織さんが光牙を可愛がるのは理解できる。星矢と男の友情が出来ても納得。← そうか?
 
 プラネタリウム、進化していますね。← ???

★★★

【仮面の掟について】
 従来は「仮面の掟に従わないと反逆の意志あり」という扱いだったのかもしれませんね。
 他者に自分を攻撃するための大義名分を与えないために、魔鈴さんたちは守っていたのではないのでしょうか。殺伐とした時代でしたし。
 でも、Ωの時代は強制力は多少あるけど、それは「昔から“そうするべし”と言われているから」レベルの話なのかもしれません。無視したら悪いことが起こるよ的な呪縛が優位に働いていたのかも。
 結局、掟というのは人が人を従わせるために存在するようなものですから、 それに反発する人間が出るのも時の流れの中では仕方のない話。
 ところで光牙の「何でお前、仮面なんかつけているんだ?」というのは、もしかしてシャイナさんは訓練と沙織さんに会うとき以外は仮面を外していたのでしょうかねぇ。
 だから普段のときでも仮面をしているユナちゃんが奇妙に見えたのかな?

 それにしてもシャイナさんの唇、口紅が付いているかのようです。化粧品の匂いは敵に勘づかれると面倒なのに何をやっているんだろうと、いらんことを考えてしまいました。
 そして光牙をカシオスの二の舞にしないためにもストイックなまでに己の使命を果たしているのかと思ったら、ちょっと違うようなのでTVを見ながら首を傾げていました。
 でも、これがスタッフの感性であり趣味なら仕方がないですね。 (他の理由だとどんな理屈でも納得しかねるけど、制作側の事情なら一行で終了する。善し悪しは別として)

 もしかすると光牙は匂いに対しては鈍感なので、それの訓練も兼ねているのかもしれませんし。
(あっ……、使われないであろう妄想だけど、何となく納得できた)( ^ ^ ; )

★★★

【学園長】
 怪しい雰囲気ですが、今のところ敵か味方かは不明。
 元・聖闘士であった場合は、戦闘場面があると嬉しいです。

★★★
【次回予告について】
 次回は龍峰君の登場です。春麗お母さんにそっくりですね。
 穏やかそうに見える彼の逆鱗に光牙が思いっきり触れるのでしょうか?
 この主人公、毎回痛い目にあって物事を覚える羽目になりそう。