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第七十一話
★★★

 未だにパラスベルダ編です。
 主人公たちの行動にやり遂げた感が無いので、「まだ、モタモタしているなぁ」という印象です。

★★★
【ちっちゃな女の子が走っています】
 ほんとうにこの街がパラサイトたちに奪われてから、何日経っているのでしょうか?
 女神アテナの寿命が一年などといっているため、既に街が内乱状態になって二ヶ月なんですけど。
 もしこれが作品内ではほんの一週間くらいなら、倒れている女神アテナは非常に根性無しです。
 残りの時間を昏睡状態って、パラスもやっていることがグタグタです。
★★★

【小馬座の聖闘士・ケレリス】
 なかなか思考が軽やかで、良い人です。
 ただ、この人の身に降りかかっている呪いは、聖闘士ならごく普通の話に思えます。
 「小馬座の聖衣をまとって戦闘を続ければ、100人敵を倒す前に、一度は仲間を滅ぼしてしまう」とかいうのなら、確かに呪いだと思えるのですが……。

★★★
【避難している人々】
 結構、多いということは、この街の人たちは何か特殊な血統なのでしょうか?
 それともパラサイトたちが生贄用にでもするために、時を止めるレベルを弱めているのでしょうか?
 あと、パラサイトの雑兵たちは人を傷つけることを楽しみ始めているので、この組織も崩壊が早そうに見えました。
 まぁ、四天王が部下を制御する気、全然なさそうですからねぇ。

 そして女神アテナと星矢は、全世界の人に謝れ!
 あなたたちの判断ミスが、この惨状を引き起こしたのですよ。
 氷河・瞬・紫龍は行方不明だし、正直言って、別の場所で別のことをやっているので、パラスとパラサイトたちのことは彼ら以外の聖闘士達でどうにかしなきゃならないという展開で良いです。
 彼らが登場すると、いきなり話のバランスが崩壊していますから。

 女神アテナは全世界の人たちを守るべく、地球の自転を止めようとするパラサイト側の何かアイテムの発動を止めており、そのため身動きがとれないとかいうのなら話は分かるのですが、 今の段階じゃ人間達の方が女神アテナの生贄状態ですからねぇ。
 お前たち、何をやっている! とポセイドンかハーデスに怒られてください。
★★★

【地下道から城に行けます】
 これはパラサイト側も同じ。
 地下道を使えば人の隠れているであろう場所までいけます。
 スゴイ正解なのですから、ケレリスは街の人を外へ出すべきでした。
 それが出来ない理由が欲しかったかも。

 お茶会自体は、光牙たちにも休息が必要ですし、情報の整理はもっと必要ですから良かったです。
 ただ、昴の学習能力の無さには、少々ウンザリです。
 記憶喪失なのだから、少しは何かを思い出してほしいものですね。

★★★

【エデンの心情】
 第一期の時に体験した想いと後悔を、微塵にも思い出さないエデンにビックリです。
 本気で誰かがスタッフに命じて無かったことにしていると邪推してしまいます。
 さすがにこれは、ねぇ。
 光牙たちの(第一期の)過去も無かったことになってしまっているのに、エデンまでなくなったら、彼らがこの番組に登場する意味、ゼロなんですけど〜〜〜。

★★★

【戦闘がありまして】
 大技があるのなら、さっさと使えよ。
 と、呟きたくなる一方、タイタンはパラスベルダを廃墟にしたいのでしょうか?
 敵側が何をしたいのか、未だに分からないのがイライラします。
 四天王の他の三人は動く気ゼロみたいですし。
 パラスを成長させて、その先に何があるのか。
 一つの謎の賞味期限は、結構短いものです。
 既に、幾つかの謎(になるのか?)は、自分の中ではどうでも良くなりつつあります。

 あと、全世界で暴れているパラサイト達はどうなったのでしょうか?

★★★

【次回予告について】
 うん、まぁ、こういう展開ですか……。
 昴自身に成長のあとが見えないので、 なんだかなぁ〜という印象です。