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第二十一話
★★★

 聖闘士星矢Ωが始まったとき、友人から「アニメ版の聖闘士星矢という話は、女神アテナとペガサスの聖闘士の物語だと思って制作されている。だから聖闘士星矢Ωも別時代や別世界で話を作ると、やはり女神アテナとペガサスの聖闘士の物語になってしまう。それを避けるために沙織さんと星矢は続投。そうすれば光牙とアリアの関係は女神アテナとペガサスの聖闘士の物語から少しズレた存在になってコピー化は防げるからね」と説明された。
 そんなことを思い出したのは、未だに彼らの旅に危機感がないからなのかもしれない。
 さて、二十一話です。
(アリアに危険が迫っているのだから、栄斗と龍峰が離脱する展開はマズイですよ)

★★★
【荒れる光牙】
 どうも沙織さんが連れ去られたことがトラウマになっているようです。
 納得は出来るけど、シャイナさんに一発殴られてしまえ!と思わないこともなかったです。
★★★

【ワインを持っているマルス様】
 見た瞬間、吹き出しました。
 これで猫を抱いていれば、ブロフェルド様〜。(007 ダイヤモンドは永遠に 参照)
 でも、火星の猫というと『ARIA』に登場するアリア社長を思い出し、何か和んでしまうかも。
 
 そういえばマルス/ワインって聞くと、山梨にある某ワイナリーを思い出します。
 思わずワインの販促に協力するマルス様を想像して、ほっこりとしました。
 あの声で「ワインはどうかね?」と言われたら、1ケースくらい買ってしまう……。恐ろしい〜。

 ちなみにワインの神様といいえば「ディオニソス」のこと。
 豊穰の神に対して嫌がらせのようなことをしながらワインを飲むマルス様。
 さすがは戦の神様。火種に事欠きません。
 ただ、背後に泥酔と狂乱をも司るディオニソスがいたとしたら、それはそれで面白いかも。

★★★

【アリアの存在理由?】
 ソニアの発言からすると、アリアの存在はソニアにとって忌ま忌ましいといったところでしょうか。
 これがマーシアン全体なのか、ソニア個人についてなのかは今のところ不明のようです。
 もしかするとアリアの力というのは、今はイオニアが言霊によって方向を与えているので善なる光だけど、何かの拍子に邪悪な闇に転じる恐れがあるのでしょうか。
 それだとすると、小さいころに閉じ込められている状態が納得できます。

 制御できない邪悪な力というのは、全てを滅ぼしてしまいますから。

★★★
【エデンとアリア】
 ところでアリアの記憶は戻っているのでしょうか?
 彼女の反応を見るとエデンを警戒していない。
 では、エデンはアリアが記憶喪失状態だったことを知っているのか?

 なにかハッキリしない流れに、ちょっと困惑です。

 それにしても小さい頃のエデンとアリアは可愛かった。
 エデンが強いのは、守りたいものがハッキリしているからだろうなぁ。
★★★

【慟哭の谷にて】
 ユナの拳は熱いですね〜。
 それにしてもユナはここで何をやっていたのかなぁ?
 弱さを捨てたとか言っても抽象的なので、何か特別な場所なんだろうなぁと思うしかない。
 
 でも、光牙の様子を見てみると、迷いを抱える人は幻視に苦しめられそうな場所ですね。

★★★

【謎の男・キグナスの聖闘士 氷河】
 パッと見で分かりました。もう、ドキドキです。(色々な意味で……)

 今回の氷河の言葉は、非常に良かったです。
 ただ、回想したのはマーマだったというのが微妙でしたが、これは氷河が光牙を見たときに思い出したのだと思うと、そうかもなぁと納得しました。
 まだ、彼から見て光牙は死地を乗り越えて……という領域まで到達していないのでしょう。
 それでもいずれ闘い続ければ、自分の信じるものの為に強敵と対峙するときが来るかもしれない。
 その時、光牙は男の顔になるのかもしれません。

 声については、若いですね〜。
 どちらかというと彼に比べて光牙の方が若い声ではなかったことが気になりました。
 仕方のない話なのですが……。

★★★

【謎の人?】
 雷の遺跡へ連れて言ってほしいとエデンに言うアリア。
 この会話を思わせぶりな位置で聞いているであろう謎の人。

 単にソニアか、ソニアの部下のマーシアン。
 メディアさん。
 もしくは聖闘士の誰か。
 はたまた存在するのか不明な第三勢力の関係者。

 どんな立ち場の人だとしても、非常に面白い展開になりそうです。

★★★

【次回予告について】
 次回は日本で、忍者で……。
 栄斗と龍峰の聖衣装着の姿の方が浮いているように見えます。番組的には間違いじゃないのですが……。

 さて、栄斗にはどんな過去が!