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この話はブログに掲載されたものです。

2004年1月1日 『ディオニソスの壷』
『ディオニソスの壷』がエリスの手に渡る原因は謎ですが、 きっとこんな感じの会話がなされていたのではないのでしょうか。

エリス「この間の酒の席での争いを、よくも私の所為にしてくれたな!」(激昂)
ディオニソス「エリス……頼むから大声を出さないでくれ……」(二日酔い)
エリス「ならば小声で言ってやろう」(にやりと笑う)
ディオニソス「?」
エリス「貴様が酔いに任せて、奇麗どころを口説いていた事を嫁に言っておく」
ディオニソス、顔が青ざめる。
エリス「酒の勢いというのは、素晴らしいまでに力強いものだと褒めておいてやるぞ」
ディオニソス「……エリス、こっちの家庭に争い事を持ち込む気か……」
エリス「私は争いの女神だぞ。何を驚く事がある」
そしてディオニソスは口止め料として、壷を渡したのではないのでしょうか。

(正月早々、酒の不味くなりそうなネタを書いてしまいました。)